ファッション

【私服の最適化】メンズシンプリストのワードローブ2022秋冬

シンプルでゆとりのある生活に憧れて、身の回りのものを自分のお気に入りだけに厳選することにハマっています。

今回のテーマは服。

「私服の制服化」という言葉を頻繁に聞くようになって、自分も真似してみようと、ブログやYouTubeなど、先駆者たちの事例をいくつも見てみましたが、どれもこれも極端な例が多く、なかなか実践には繋がりません。

そこで考え方を変えて、「制服化」ではなく、「最適化」にチャレンジしました。

モノを減らすのではなく、お気に入りだけで必要なモノを埋め尽くす。

この考えのもと整理した、ワードローブ2022秋冬をご紹介します。

前提

筆者の属性

年齢 30代
性別
職業 会社員(基本出社、オフィスカジュアル)
居住地 関東
家族構成 妻・子
身長/体重 171cm/62kg

基本的な考え方

①モノを厳選する

やりたいことは、単に数を減らすということではありません。目的はあくまで、自分のお気に入りだけで必要なモノを埋め尽くすということ。アイテム数の削減は、その結果としてついてくるものという考え方です。

②普通に社会生活を送れるようにする

世の中のミニマリストのなかには、「本当にそれで社会生活送れてるの?」と疑問を投げかけたくなるような極端な方々もいます。それが悪いとは思ってないですが、一般的な会社員であり、妻子という家族もいる私は、「自分がよければOK」だけでは済まない部分が多々あります。周りに迷惑をかけることなく、社会生活を送れることが絶対条件です。

③厳選したモノのなかで、オシャレも楽しみたい

もともと服は好きで、大学時代はセレクトショップに通って頻繁に服を購入していました。服への興味を失ったわけではなく、自分のお気に入りのモノを組み合わせて、いくつかのパターンでオシャレを楽しみたいと思っています。アイテムのなかで特に好きなのは靴です。靴を起点に、ワードローブを考えます。

【アイテム紹介】オン(仕事着)

私は一般的な会社員で、基本週5で出社をしています。毎日スーツを着なければならないほど堅い職場ではないですが、何を着てもいいというわけではないため、オフ(私服)とはしっかり線引してワードローブを構成しています。

アウター

トレンチコート

仕事着のアウターは基本これ一択。秋から冬を越えて、春先まで着られるトレンチコートを採用。真冬のアウターとしては比較的薄手だが、通勤は基本電車移動で、外を歩くのは往復で20分程度のため、マフラーや手袋と合わせれば、関東くらいの寒さなら問題なし。シンプルな外見に、裏地のチェックが映える。流行り廃りのない定番品のため、この先何年も着用できるお気に入りの一着。

ブランド:MACKINTOSH LONDON
アイテム:【DUNKELD TRENCH ML】ギャバジントレンチコート(ダークネイビー)
サイズ:38

トップス

ブレザー

紺ブレ好きの間では有名なBEAMS PLUSのアイテム。コーデュラナイロンを混紡したウールポリエステル生地で耐摩耗性が高い。オンはもちろんオフでも使える万能さがお気に入り。着丈短めで着たいのでXSでタイトな着こなしに。オフではデニムと合わせるのも◎。

ブランド:BEAMS PLUS
アイテム:ウール コーデュラナイロン 3ボタン ブレザー Autumn/Winter
サイズ:XS

ジャケット

ブレザーほどかっちり決めたいわけじゃないけど、一応羽織っておいた方がいいかなというときに重宝するユニクロのジャケット。ジャージー素材のため、軽くて伸縮性があり、着心地も抜群。カジュアルテイストが強いため、インナーをロンTにしてもマッチする。

ブランド:UNIQLO
アイテム:コンフォート2Bジャケット(ネイビー)
サイズ:S

セーター

セーターは扱いやすさ重視でセレクト。型崩れしにくいマシンウォッシャブル仕様なのが嬉しいポイント。程良いハリ感とストレッチ性があり、気軽に着られて上品見えするアイテム。シャツやロンTの上に着用する前提のため少し大きめをチョイス。

ブランド:UNIQLO
アイテム:ウォッシャブルストレッチミラノリブクルーネックセーター(ネイビー)
サイズ:L

ブロードシャツ

メーカーズシャツ鎌倉のスリムフィットのブロードシャツを愛用。軽やかに着たいので、襟はカッタウェイ。好きすぎて、以前は全く同じものを5枚所持して毎日来ていたほど。綿100%で柔らかい着心地。アイロンがけは必須だが、お気に入りのものじっくり手入れする時間というのも悪くない。

ブランド:メーカーズシャツ鎌倉
アイテム:スリムフィットブロードクロス(ポプリン)
サイズ:38-82

オックスフォードシャツ

無印良品の定番品。洗いざらしの風合いがお気に入り。秋冬のインナーはもちろん、春夏はこれ1枚で着てもOK。オンでもオフでも年間通してワードローブに入る万能アイテム。ユニクロなど他ファストファッションブランドと比べ、着丈が若干短めなのがポイント。

ブランド:無印良品
アイテム:洗いざらしオックスボタンダウン長袖シャツ(白)
サイズ:M

【無印良品 公式】洗いざらしオックスボタンダウン長袖シャツ (紳士)

ロンT

こちらもTシャツ界隈では超定番品。HanesのBEEFY-T。ヘビーウェイトのコットン100%生地が使用されているため、洗えば洗うほど肌に馴染む一方で、首周りが伸びにくく型くずれもしにくい。秋冬はジャケットやセーターのインナーとして大活躍。オフでもヘビロテしているため、ホワイト、ブラック、ネイビーと3枚所持。ネットでいつでも安価に買える。細かいことは気にせず洗濯乾燥機で乾燥までかけてるので、縮むことを見越してXLに。

ブランド:Hanes
アイテム:BEEFY-T ロングスリーブTシャツ
サイズ:XL

ボトムス

アンクルパンツ

スリムフィットでテーパードがかかっているため、すっきりとしたシルエットで着られるユニクロのアンクルパンツ。タテにもヨコにも伸びる2WAYストレッチ素材で着心地がよく、洗濯後もシワになりにくい。アンクル丈で、靴をしっかり見せられるのが、靴好きには嬉しい。この下にヒートテックタイツを履けば、真冬も安心。

ブランド:UNIQLO
アイテム:スマートアンクルパンツ2WAYストレッチウールライク(ネイビー)
サイズ:M

スラックス

紺ブレと合わせてかっちり決めたいとき用の一本。こちらも2WAYストレッチ素材でひざの曲げ伸ばしがラクにできて、シワになりにくいイージーケア。裾のダブル仕上げがこだわりポイント。

ブランド:UNIQLO
アイテム:2WAYストレッチパンツ(ダークグレー)
サイズ:76

シューズ

ポストマンシューズ

大好きなブランドであるレッドウィングのポストマンシューズを愛用。履き込んで手入れするほどにかっこよさが増す、今一番お気に入りのシューズ。オンスタイルだけでなく、オフスタイルでも大活躍。

ブランド:RED WING
アイテム:101 POSTMAN OXFORD
サイズ:US7.5

ローファー

圧倒的なコストパフォーマンスを誇るジャラン スリウァヤのコインローファー。3万円台とは思えない洗練されたデザインと高い質感。ブラックとブラウンの2足を所持。

ブランド:JALAN SRIWIJAYA
アイテム:ローファー
サイズ:6 1/2

 

コーディネート

ネイビーワントーンのジャケットスタイル

ジャケット×ロンT×アンクルパンツ×ローファー

ニットとシャツでリラックススタイル

ニット×オックスフォードシャツ×アンクルパンツ×ポストマンシューズ

王道の紺ブレスタイル

紺ブレ×ブロードシャツ×スラックス×ローファー

トレンチコートと合わせると

上記以外にも、
・冠婚葬祭用のブラックスーツ
・パーティーやお祝いの場用のネイビースリーピーススーツ
・ビジネスシーン用のネイビースーツ
・ストレートチップの革靴
を所持しており、TPOに合わせた服装を心掛けています。

 

【アイテム紹介】オフ(私服)

基本週末にしか出番のない服なので、オンよりも点数が少なめです。そのなかでも、シンプルなモノトーンスタイルと、男臭いアメカジスタイルの両方を楽しめるように、ワードローブを構成しています。

アウター

マウンテンパーカー

メインアウターはノースフェイスの名作マウンテンパーカー。ゴアテックス素材で雨風をシャットアウト。インナーにバリエーションを持たせることで、どんな天候、どんなシーンにも対応できるオールマイティーな一着。オンスタイルのときも、雨の日はこれを着用。

ブランド:THE NORTH FACE
アイテム:マウンテンライトジャケット (ブラック)
サイズ:L

フリース

マウンテンライトジャケットの下に着るインナーフリースとして活躍する、ノースフェイスのデナリジャケット。デザイン性が高く、ちょっとした外出ならこれ1枚でも十分決まる。暖かさも申し分なし。

ブランド:THE NORTH FACE
アイテム:デナリジャケット (ブラック)
サイズ:M

コーチジャケット

秋冬というよりも、春秋に出番の多い、薄手のライトアウター。どんなボトムス、インナーにも合うため、春秋のオンスタイルのアウターにも。年間で考えると実はこれが一番稼働率が高い。撥水加工がされているため、さっと羽織れて軽い雨も凌げる、万能すぎるライトアウター。

ブランド:THE NORTH FACE
アイテム:コーチジャケット(ブラック)
サイズ:M

スイングトップ

完全な趣味領域のライトアウター。さすがに真冬はこれだと寒いため、デニム、ワークブーツと合わせたアメカジコーデは春秋のお楽しみ。

ブランド:ポロ ラルフローレン
アイテム:コットン ライト スイングトップ(タン)
サイズ:S

トップス

スウェット

この秋冬のメイントップス。スウェットながら、もっちりした素材でシワもできにくく、上品に着こなせるアイテム。インナーにロンTやオックスフォードシャツを着ることを前提に、大きめのLサイズをチョイス。

ブランド:ポロ ラルフローレン
アイテム:フリース スウェットシャツ
サイズ:L

ロンT

オンで紹介したHanesのBEEFY-Tと同一のため、割愛。

ボトムス

テーパードパンツ

グラミチの定番ニューナローパンツのタイトクロップド。細身のシルエットながら、決して細すぎず、かつ裾にかけてテーパードがかかっているため、脚のラインを拾うことなく綺麗なシルエットに見せてくれる。伸縮性に優れ、とにかく履きやすい。ベルトが必要ない点も快適で、こればかり履いてしまうお気に入りの一本。

ブランド:GRAMICCI
アイテム:NNパンツタイトクロップド(ブラック)
サイズ:M

ワークパンツ

アメカジあるいはストリートスタイルには欠かせないディッキーズの874。無骨で男らしい太めのストレート、ワークパンツらしいタフな生地感、履き込む程に風合いが出てかっこよくなる育てる楽しみ。ワークブーツともスニーカーとも相性抜群のカーキをチョイス。レングス長めで2回ロールアップして履くのがこだわりポイント。

ブランド:ディッキーズ
アイテム:874 ワークパンツ(カーキ)
サイズ:W32 L32

デニムパンツ

ヌーディージーンズやユニクロなどいろいろ試した結果、結局王道のリーバイス。スリムテーパードシルエットである512のNISEKO MADE IN JAPAN。程よく抜けた、インディゴとブルーの中間ぐらいの色合いがお気に入り。

ブランド:LEVI’S
アイテム:512(TM) NISEKO MADE IN JAPAN
サイズ:W31 L32

シューズ

ワークブーツ

説明不要の定番ワークブーツ、レッドウィングの875。学生時代に同じ875のオロイジナルを履きつぶし、今は現行のオロレガシーを愛用。レッドウィングがとにかく好きで、他にも複数持っているものの、結局これがナンバーワン。デニムと相性が良すぎる。

ブランド:RED WING
アイテム:ICON STYLE NO.875 6″ CLASSIC MOC
サイズ:US7.5

スニーカー

スケートボードシューズのナイキ SB シェーン。さらっと履けて、クールに決まる。ボトムス3本どれと合わせても間違いがない、オフスタイルでは今一番出番の多い一足。

ブランド:ナイキ
アイテム:ナイキ SB シェーン
サイズ:26.5cm

ポストマンシューズ

オンで紹介したレッドウィングのポストマンシューズと同一のため、割愛。

 

コーディネート

真冬に一日外出、アクティブスタイル

マウンテンライトジャケット×デナリジャケット×ロンT×ワークパンツ×スニーカー

食事やショッピングにお出かけ、街スタイル

マウンテンライトジャケット×スウェット×ロンT×テーパードパンツ×ポストマンシューズ

暖かい日のカジュアルスタイル

スウィングトップ×ロンT×デニムパンツ×レッドウィング

上記以外にも、
・8インチのワークブーツ
・オールバーズのレインスニーカー
など靴は複数所持しており、シーンに合わせて組み合わせを変えています。

 

まとめ

私は、以下の4点を重要なポイントとしてワードローブを構成することで、お気に入りだけで必要なモノを埋め尽くす「最適化」にたどり着くことができました。

・こだわりとする起点をつくる
・オン/オフは線引しつつも共通アイテムをつくる
・ワードローブのどの服とも合うか、調和を意識する
・新たに服を買うときは、入れ替え制にする

私と似たような境遇の方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。
以上、メンズシンプリストのワードローブ2022秋冬でした。